独身女性の田舎暮らしは楽ではないけど気楽♪[移住者の実体験を紹介]

独身女性でも「田舎暮らし」できるのか?
  • URLをコピーしました!
都会人

独身女性でも「田舎暮らし」大丈夫かな?

こんにちは、2020年6月に那須の田舎に移住した文生伊 あおいです。

チラホラ聞くこの疑問に対して、実際に田舎に移住した独身女の私の結論をシェアしますね。

結論:どういう「田舎暮らし」を想定しているかにもよるけど、自分で行動できる人なら独身女性でも「田舎暮らし」できる!

あお

ラクではないけど気楽だと思う

「コンビニまで徒歩1分」とか「週3でウーバーイーツ」みたいな都会的な生活がしたいなら難しいかもしれませんが、自分で行動できるアクティブな女性なら大丈夫だよ😊

とはいえ不安も多いですよね。

というわけで特に独身女性が気になる下記の3点について、私の経験から考察してみました!

独身女性の田舎暮らし懸念点トップ3

  1. 田舎暮らしの防犯面安全面は大丈夫?
  2. 草刈りや家庭菜園、女手一つでも出来る?
  3. ご近所さんなど周囲から変な目で見られない?

あくまで1移住者である私個人の見解ではありますが、田舎暮らしを検討中の独身女性のご参考になれば幸いです😊

ただし、今回のお話の大前提として、

  • 車を運転できる(できるようになる気がある)
  • 田舎暮らしの為の資金を持っている
  • 自分で生活費を稼げる

など、そもそもの生活力については「ある」ものとして進めさせていただきますね。

筆者あおいは独身女ですが、一緒に暮らしているパートナーがいますので、一人暮らしではありません。
一人暮らしについての事例は、コチラ↓の記事へ!

女性向けの田舎ぐらしの仕事については、コチラ↓へ!

女性におすすめの移住地については、コチラ↓へ!

もくじ

田舎暮らしの防犯面や安全面は大丈夫?

防犯カメラ

自分が暮らす環境の防犯面や安全面、気になりますよね。

都会人

都会で言うと、最寄り駅周辺の治安とか、同じマンションに変な人住んでないかとか……

あお

そうだね、残業で遅くなって、夜道を独り歩いて帰らなきゃいけない時の不安と言ったら……!

そんな私が1年田舎で暮らして分かったのは、リスクの方向性が変わるという事。

「絶対安全」とは言えないけれど、「都会より危ない」とも言えないというのが私の見解です。

説明しますね。

人的要因によるリスクは下がる

田舎といえば、「住民(通行人)が少ない」「街灯もなく暗い」。

そんなイメージありますよね。

都会人

痴漢とか通り魔とかに遭っても助けてもらえ無さそう

あお

そうだね、夜道が怖そうなイメージあるよね

ですが、私が移住して分かったのは、

田舎の方が痴漢や通り魔など人的要因によるリスクはむしろ低い!!

ということ。

  • 普段見かけない不審な人がいるとすぐ分かるため警戒できる
  • 田舎は車移動が基本なので、1人で歩く機会がほぼない
  • 居酒屋をハシゴするなど夜道を出歩く機会はもっとない

なので、残業で遅くなった夜道を怯えながら帰宅した日々とは決別できます😊

あお

少なくとも私は都会の夜道の方が何百倍も怖い目に遭った

窓を二重サッシにするとか玄関カギの二重化など空き巣などの防犯面は、相応の対策をしておいても良いかもしれません。

田舎の古い家はカメラ付きのインターホンすらなかったりするので、手軽に設置できてスマホと連携できる↓のような機器を活用するのもオススメ。

逆に怖いのは虫や獣

田舎といえば、人の数よりも虫・獣の数の方が多い!

都会人

人も怖いけど、虫や獣の方が怖い!

あお

私もそう思う

なので、虫や獣による被害については、都会には無いリスクを背負う事になります。

私も飛来したスズメバチに驚いて逃げたり、家庭菜園の野菜を猿に奪われたりしてます。

こちらについては、性差は関係ないリスクですね。男性でもフツーに危険ですw

田舎暮らしだと「人に害される不安は減る」が、「虫や獣による被害は大自然の中で暮らす以上は避けられない」。

これはもう、「女だから」とか「男なら」という問題ではなく、「どちらのリスクを取るか?」という問題でしょう。

都会人

駅前で酔っ払いに絡まれるのも嫌だけど、獣害に遭うのも嫌だなぁ

あお

自分がどっちのリスクと向き合う方が気が楽か?で判断するしかないよね

草刈りや家庭菜園、女手一つでも出来る?

草刈り

田舎暮らしと言えば、「広い庭で家庭菜園やりたい!」と考える人も多いと思います。

バッテリー式でラクに安全に

広い庭と切っても切り離せないのが、草刈り。

都会人

庭が広いと、雑草を刈るのも大変だよねぇ

あお

草刈り機とかも必要だしね

都会人

でも機械イジリとか絶対無理!

あお

最近はバッテリー式の機械も増えているから、機械イジリが苦手な女性でもなんとかなるよ

草刈り機などの操作やメンテナンスのハードルが高いと感じている女性も多いでしょうが、バッテリー式なら取り扱いが格段にラクです!!

従来型のエンジン式に比べて操作が単純だし、機械が軽いし、燃料(ガソリンやオイル)も不要。

エンジン式のように轟音や振動も少ないので、作業が疲れづらいという特徴もあります。

草を刈る刃物の中には、チップソーと呼ばれる金属のものもありますが、ナイロンコードでも大概の草は刈れます。

文字通りナイロン製なので、格段に安全性が高い!

我が家で大活躍中の草刈り機↓

ポイントは36Vバッテリー。

18Vだと田舎の草刈りには物足りない可能性があるので注意。

オススメのナイロンコード↓

山林を開墾するとか、背丈ほどにも雑草が伸びているような荒れ果てた状態であれば、女1人だと大変かもしれません。

ですが、こまめに草刈り出来る人であればバッテリー式+ナイロンコードで十分。

あお

最初は時間かかるかもしれないけど、慣れれば効率よく作業できるようになるよ

庭の管理が出来る様になれば、家庭菜園のために土を耕したり管理する事は可能です。

鍬やシャベルで耕すのがツラければ、家庭菜園向けのミニ耕運機もお手ごろ価格で売られています。

なので、女性一人でも十分楽しめますよ♪

とはいえ、草刈りも家庭菜園も、肉体労働ではあるので、都会暮らしに慣れた女性にとっては決してラクな作業ではありません。

ですが、自分に合った道具で自分のペースで行えばよいだけなので気楽ではあります。

バッテリー式はその他の利点も

ちょっと余談にはなってしまいますが。

マキタのバッテリーは、様々なマキタ製品の間で共通となっているんです。

なので、我が家では草刈り機の他にも掃除機やインパクトドライバーなどもマキタ製で揃えています。

マキタ
¥15,500 (2021/11/26 11:20時点 | Yahooショッピング調べ)

その他、丸鋸や電動ノコギリなどもマキタの物を使っていたりします。

田舎暮らしっぽくDIYを楽しみたい女性にとっても、バッテリー式で扱いやすい工具が多くなった今は気楽に始めやすいですよ♪

ご近所さんなど周囲から変な目で見られない?

ご近所さん

自分の意志で独身を貫いてる女性であっても、周囲から結婚や出産についてとやかく言われるのはツライもの。

都会人

都会の人であってもアレコレ詮索してくる人が未だにいるから、田舎だと更に不安

あお

そうだね、田舎の方が古風な考え方が根強いイメージだもんね

しかも今までの地方移住事例からすると、

元都会人

子供を田舎でのびのびと育てたいから、家族で移住しました

元都会人

老後の楽しみとして、夫婦で移住しました

というケースがピックアップされる事が多く、アラサーやアラフォーの独身女性が移住するというケースは少数派なのではないでしょうか?

事例が少ないという事も、不安をあおる材料ではありますね。

移住先の土地や人によって変わる

都会であっても独身女性は嫌な思いをする事が多いので、残念ながら日本中どこであってもそのリスクは着いて回ると考えておいた方がいいです

ですが、どんな土地でどんな人と接するかで大きく変わるだろうとは思います。

メディアは良い事例も悪い事例も極端なものしか大きく取り上げないし、SNSは悪い事例しか炎上しないということは念頭に置いておいてください。

「そういう事例もあるが、そういう事例ばかりではない」と思っておいた方が良いです。

あお

実際のところ記事にならないしSNSでいいねがつかないような地味な移住者と地味な体験談が過半数だと思う

考え方は人それぞれ。同じ土地であっても180度違う考え方の人もいます。

なので、一概に「田舎だから独身女性は絶対に嫌な思いする」とも「嫌な思いはしない」とも言えません

私から言えることは、「都会だろうが田舎だろうが、嫌な人とは付き合うな!」

考え方やフィーリングが合う人とだけ付き合うようにすればいいんです。

どうしても避けられない職場の人やご近所さんの場合は、可能最大限の作り笑顔でやり過ごしましょう。

あお

都会の会社に蔓延る五月蝿いオッサンやお局様たちの扱いと一緒だよ。華麗にスルー♪

不安なら別荘地がおすすめ

私自身は、面倒が起きるリスクを避けて気楽な別荘地外別荘地に移住し、ご近所付き合いほぼゼロで過ごしています。

冒頭に述べた通り私はパートナーと暮らしているので1人暮らしではありませんが、引っ越しのご挨拶をお隣さんにした際に「夫婦ではない」と伝えたら、凄く奇妙そうな顔をされました。

あお

その方は東京から時々来る別荘利用者なんですけどね

郵便屋さんや宅配業者さんも、名字が違う荷物が届くので「名字違いますけど?」と何度も訊かれました。

あお

仕事だから確認してるだけだと思うけど、こういう事例は珍しいから心の中では奇妙に思ってるんだろうなぁって話です

独身であれパートナーシップであれ、従来の形と違う事に対しては寛容ではない社会なので仕方がありません。

とはいえ別荘地外別荘地は人間関係がライトなので、私の様に「他人にとやかく言われるくらいなら、人付き合いゼロの方がマシ」と思っている人にとっては、おすすめできる環境ですよ。

独身女の田舎暮らしはラクではないが気楽

happy woman in the woods

というわけで、以下の3点について、私の経験に基づく個人的見解をシェアさせていただきました。

独身女性の田舎暮らし懸念点トップ3

  • 田舎暮らしの防犯面や安全面は大丈夫?
    ➡人より虫・獣による害の方がリスク上がるので性差は関係ない
  • 草刈りや家庭菜園、女手一つでも出来る?
    ➡バッテリー式機械は女性でも扱いやすい。チャレンジしてみよう
  • ご近所さんなど周囲から変な目で見られない?
    ➡変な目で見てこない人と場所を選ぼう!

色んな方が、色んな形の移住をして、色んな経験をしていると思います。

数ある事例のうちの1つとして、参考にしていただけたら幸いです😊

よろしければ、↓の記事もご参考にどうぞ♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

お気軽にコメントください♪

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして!
    文生伊(あおい)さんの記事楽しく読ませていただきました!

    僕は、今年の8月に家族で田舎移住をして古民家で暮らしていますが、確かに、田舎は、人より虫・獣の方が怖い・・・ですよね(笑)

    最近も、自宅近くで熊と猿が目撃・・・・されました。

    凄い読みやすい記事なので、今後も楽しく拝見させて頂きます。

    よろしくお願いいたします!

    • たっかんさん、嬉しいコメントありがとうございます!
      励みになります😊
      やはり田舎となると、熊や猿は当たり前のように出ますね(笑)
      人より鳥獣虫の方が多いですから、危険度も違います。
      ご家族での田舎暮らし、エンジョイされてくださいね😄

文生伊 へ返信する コメントをキャンセル

もくじ