[菌ちゃん農法]畝1号初の春野菜!上手くいったもの、イマイチなもの[ダイコン・キャベツ・コマツナ]【移住者がテレワークしながら起農した件#37】

こんにちは!那須に移住して5年目の2025年に、一念発起して農業チャレンジを始めたAOです☆
この記事では、菌ちゃん農法で育てている野菜の生育の様子と収穫祭を紹介します。
5月下旬の時点では畝1号の野菜たちに「虫もついておらず順調!」だったのですが、
果たして、暖かくなり虫が増える季節が到来し、菌ちゃん農法で初めての春〜夏野菜の栽培はどうなるか!?

結論を先に行ってしまうと「上手くいった物もそうでないものもあった」!
畝1-1号のダイコンは「及第点」
まずは定番野菜の1つ、春ダイコンから。
6月中旬、梅雨入りするかしないかの頃、まだ虫が少ない季節だということもあって葉っぱはきれいな状態でした。


葉っぱの大きさには、結構な個体差があります。
そもそも無肥料の菌ちゃん農法においては葉っぱが大きく茂らないので、全体的に小ぶりです。


とはいえダイコンそのものは、まぁまぁなサイズ感になってました!


最も育ちが良いものを抜いてみると、普通にいい感じのサイズに育ってました!


大きな虫食いや傷もないし、見た目も十分♪



味は少し辛めだったので加熱して食べたよ♪
だがしかし。
6月下旬、梅雨入りし、虫たちも増える時期に入ると、、、
一気に葉っぱが食われる事態に!!


去年の秋はアオムシがチラホラ付いていたダイコンですが、今年の春はナガメと言うカメムシの一種が大量に葉っぱに集ってたんです。
上の写真のダイコンはマシな方で、他のダイコンはもう写真撮影すらしたくなくなるような状態…。



もはや虫を追い払うなどの対処ができるレベルではなかった
「もう光合成できないだろうな」というほどの惨状だったので、すべてのダイコンを収穫して葉っぱを切り捨ててしまうことに。
幸いダイコンは葉っぱではなく根っこがメインの野菜だし、運良くソコソコ大きくなった子たちはいい感じのサイズ感&形になってました。


2025年春のダイコン収穫祭は、「おろし大根のようにほんのりピリ辛」ってところでしょうか。



まぁ及第点って感じでしょう!
畝1-1号のコマツナは「微妙」
ダイコンの隣で育てていたコマツナ。
種が古かったこともあり、発芽率が悪すぎてあきらめかけていたのですが。
「まぁまぁ」なコマツナに育ちました!


まだまだ大きくなるかもしれないけれど、間引きも兼ねて大きな物から数株収穫しました。



収穫祭の写真を撮影しそびれた
しかし直後、最初に紹介したダイコンと同じ虫に食われて、ほとんど姿を消しました…。
「あれ?コマツナ全部収穫しちゃったっけ…?」と勘違いするぐらい、見事に全滅。



アブラナ科は特に虫に食べられやすい野菜だとわかってるけど切ないね
悔しいので新たにコマツナの種を購入して撒いたのだが、チラホラしか発芽していない。


おそらく発芽したそばから食われてる芽も多いのだろうと予想してます。
やっとの思いで成長中のこの子たちも、果たしてどのくらい踏ん張れるか???



収穫ゼロじゃないけど成功とは言い難い微妙な結果だよね
再チャレンジは秋頃かなぁ。
畝1-1号のニンジンは「順調」
実は菌ちゃん農法においてニンジンの栽培は推奨されていないのだが(素人には難しいから)、どうしてもチャレンジしてみたくて栽培中です。
種が古かったこともあり、2種類の種を乱雑にバラ撒いたのだが、
そのうちの1つの種だけ大量に発芽してしまって大混雑する事態に!


というわけで、いくらか間引きました。


せっかくなので間引きニンジンも食べてみたのですが、
普通にニンジンのお味でした。



実は私ニンジンあまり好きじゃないから、そういう感想しか出てこない…
残りのニンジン達が真夏に向けてどのぐらい育つのか?
楽しみに見守っていきましょう♪
畝1-2号のキャベツは「悲惨」!
私の好きな野菜トップであるキャベツ。
ホームセンターで購入した苗を春先の肌寒い季節にフライング気味に定植したのですが。
6月中旬ごろには、いい感じに結球も始まっていました。


外側の葉っぱはチラホラ食べられているけれど、全然OKなレベル!


と喜んでいられたのは数日間だけ。
畑に行くたびに、どんどん食われ具合がヒドくなり、、、


6月下旬には、目を覆いたくなるような惨状と化してました…!


外側の葉っぱだけでなく、とうとうキャベツの玉まで食われ始めてます。
ただ、この時点では虫の姿は確認できず「犯人は誰!?」状態だったんです。



犯人が目視できれば現行犯逮捕できるのに…
そして7月に入り、暑さも増してきた頃。
再び菌ちゃん畝のキャベツさんたちをチェックしてみると、、、
ダイコンにもついていた例のカメムシの一種ナガメが大量についていました…。



アブラナ科が好きな虫だから「やっぱりお前か」って感じだよね
虫が大量すぎて、たかが10株とはいえ手動でどうにかできるレベルではありません。
お酢などの食品ベースの無農薬農薬でも対処しきれるレベルは超えているし、かといって化学農薬を使ってしまうと「菌ちゃん農法とは!?」ってなってしまう…。



畑の中の菌ちゃんにも悪影響があるといけないからね…
とはいえ、なんだかんだ成長もしてくれています!


私も自分でキャベツを育てるまで知らなかったのだが、、、
キャベツは外側ではなく内側の葉っぱが大きくなることで玉になっていく野菜なんです。
ようするに、玉の中で葉っぱが増えながら大きくなっていくということ。
なので外側の葉っぱは玉に栄養を送っている→力を使い果たして弱る→虫に食べられやすいけれど、
キャベツの玉の中は構造上、直接的には虫の影響は受けにくい。



だから外側が食われててもキャベツの玉の中の方はキレイだし、問題なく食べれるんだよ♪
とはいえ、外側の葉っぱの状態が悪すぎるせいか、小さいまま玉の成長が止まってしまったような子もいます。


半分ぐらいは、ソコソコのサイズ感になってます!


外側の葉を多めに剥く必要はあるけれど、美味しく食べれそうなキャベツも残っててホッとしました♪


とりあえず1株を収穫。


食べるときは、上の写真よりもさらに数枚の葉っぱを捨てましたが、全然キレイなキャベツでした。
ただ、秋キャベツのように「甘くて美味しい!」「生でサラダで食べたい!」みたいな感動はなかったです。
品種の問題なのか、春だからなのか???
言うなれば、スーパーで買うような「普通のキャベツ」。



加熱すれば十分に美味しかった♪
我が家は大人2人で、2人とも少食なので、消費が追いついていないのですが、、、
畑で虫に食われたい放題になってるし、そのうち玉が割れて花が咲いてしまうかもしれないので、台風が過ぎたタイミングで全て収穫してしまいました。
一見「毒キャベツ???」と思ってしまうような惨状でも、


外側の葉っぱを剥けば普通のキャベツです♪


サイズは中小混合って感じですが、どれもずっしり重いのでいわゆる春キャベツではなく普通のキャベツのように中身が詰まってそうです。



食べる時にもっと葉っぱを剥けば更にキレイなキャベツになりそう♪
春のキャベツ栽培は「大惨状」ではあったものの、「ギリギリ食べれるレベルで済んだ」ってところでしょうか。
おまけのブロッコリー
収穫を終えて、畝から片付けようと思っていたブロッコリーですが。
茎が指3本ほどの太さがあるため鎌では全く切れず、ノコギリを持ってこようと思っているのに、毎回わすれてしまい😅
放置していたら、かわいいお花が咲きました!


アブラナ科だから、菜の花みたいな黄色い小さいお花。





かわいい♪
とか言ってる場合ではなく、次は絶対にノコギリ持参ね!!
お次の記事では畝2号の生育の様子を紹介♪
というわけで、初めての春の菌ちゃん農法は、「上手くいったものも、いかなかったものもある」という結果でした。
どちらかというと、秋〜冬にかけて育てた野菜たちよりも「苦戦した」印象です。
春〜初夏という季節的な難しさなのか、、、
菌ちゃんのエサが少なかったのか、、、
那須の寒い冬のせいで菌ちゃん達がいなくなってしまったのか、、、



とはいえ収穫ゼロではなかったので改善の余地ありってところかな!
次の記事では、畝2号の生育の様子を紹介します。
こちらのほうが明るい話題ですよー♪♪♪


お気軽にコメントください♪