[菌ちゃん農法]畝第2号、運用開始!家庭菜園との比較実験も♪【移住者がテレワークしながら起農した件#35】

こんにちは!那須に移住して5年が過ぎ、一念発起して農業チャレンジを始めたAOです☆
第2巡目に入った菌ちゃん畝第1号に対し、去年(2024年)のうちに仕込んでいたにも関わらず、最終工程を冬前に終えられず放置状態だった第2号。

時間と気力が足りなかった…
今年の春、ようやく運用開始しました!
庭の家庭菜園と野菜の成長の違いや味の違いなどの比較実験もしていくので、注目ですよー♪
微妙な仕上がりの菌ちゃん畝2号
菌ちゃん畝第2号は、1号の2畝とほぼ同時期に仕込んだもの。
ですが、最終工程の「有機物の配置&マルチがけ」が遅れたため、秋冬野菜の栽培には使用しませんでした。


今年の3月になってやっとマルチがけをして、2ヶ月ほどたった5月上旬、「さすがにそろそろ運用開始OKだろ!」ということで、野菜の苗をいくつか定植してみることにしました。



GW頃に田植えが始まったら野菜栽培もシーズンインの合図♪
しかし、2号のマルチの一部を破いて土の状態をチェックすると。
菌ちゃんがほとんど目視できない…!!
畝を立ててから換算すると10ヶ月は経過しているのだが…。



有機物の量やその上にのせた土の量が少なかったのかなぁ
とか考えていたんだけれど。
よくよく考えてみたら、有機物の上に土を乗せる工程を忘れていた気がする😓
そのせいで菌ちゃんが定着しづらい環境になっていたのだと思われる。



慌てて作業するとロクなことないよねー


とはいえ、畝で育っている雑草はその他の畑の雑草よりも明らかに元気なので「菌ちゃん畝としての地力はそれなりにあるハズ!」と判断し、苗の定植に踏み切りました!
その際に畝の中の土をかき混ぜたりして有機物とミックスするようにしてみたので、それなりにリカバーしてくれるかも?
作物の成長が思わしくなければ、すでに菌ちゃんが豊富な古枝などを拾い集めて投入しようと思います。
うちの近辺の森の中には、そんな宝物がたくさん落ちてるので♪
苗から育てる菌ちゃん野菜(ナス・パプリカ)
私が好きな野菜ナンバー1はキャベツなのですが、2番目はナスなんです。
「色んなナス食べてみたい!」ということで、苗を買ってきました。
地元の苗屋さんの接木ナス苗
まずはこちら、地元感満載の「プレミアム与一なす」と「うまかっぺなす」。


いずれも接木苗で、地元の苗屋さんの品種です。



「与一」とは那須与一のことだよ
比較用の苗(自根ナス)
家庭菜園と菌ちゃん畑での生育の違いや味の違いを比較してみたかったので、同じ品種の苗を2つ購入してきました。
千両二号の自根苗を、菌ちゃん畝と家庭菜園それぞれ1株ずつ育ててみます。


比較実験するなら、N数1と1では実験として正確性に欠くんですが😓
予算と場所の都合上、今年は2株で勘弁してください…。



1株ずつだと株の個体差なのか環境の違いなのか判断しづらくなっちゃうから実験として成立しない可能性がある
パプリカ
実はあまりパプリカって普段は食べないのですが、カラフルな野菜が欲しかったので育ててみます。


いわゆる「映え」狙いですよ、ええ。
種から育てる菌ちゃん野菜エンツァイ(空芯菜)
種からも育ててみます。
菌ちゃん農法の提唱者も推奨しているエンツァイ(空芯菜)とエゴマです。


苗作りを開始した当時はムクナ豆の苗作りに失敗しすぎて自信喪失してた時だったのですが。
ちゃんと芽が出ましたよ!


種から植物を育てる人だけが知ってる、種の帽子を被ったまま土から出てくる姿がかわゆい♥
もちろん空芯菜だけでなく、多くの植物でこうなります。


空芯菜たちはガンガン成長し、本葉も出てきたので畑に定植します。


同時期に種を巻いたエゴマも順調に成長中なのですが、まだ苗が小さいので、定植はもう少し遅らせることにしました。
菌ちゃん畝に定植!
5月上旬、購入した苗を菌ちゃん畝2号に定植しました。
こちらに与一と赤パプリカと、見切れちゃいましたが比較用ナスも右端にいます。


こちらにうまかっぺなすと黄色パプリカ。


この時期の那須はまだまだ冷え込みが厳しいし、春の暴風も吹き荒れているので、行灯をしました。


ちなみに周辺の家庭菜園でも苗の定植が始まったことを確認してから定植したので、時期としては問題ないタイミングだったと思います。
あとは成長を見守るだけ♪
エンツァイ(空芯菜)は6月上旬に定植
ナスやパプリカたちから遅れること1ヶ月、エンツァイ(空芯菜)も定植しました。


空芯菜は成長したところから切って収穫すると、あとからあとから葉っぱが生えてくるので、長く楽しめる野菜の代表格でもある。
育てるのは初めてだけど、「育てるのがカンタンだしオススメ」という声が多いので期待しちゃいますね☆


菌ちゃんがほとんど確認できていない畝2号ですが、果たして!?
菌ちゃん畝2号に定植後1ヶ月のナス・パプリカ
ナス・パプリカを定植して約1ヶ月後のタイミングで、生育状況のチェックをしてみます。
行灯をはずして中をチェックしてみると、、、


順調かはわからないが、とりあえず成長中!
花もすでに咲いていました。


うまかっぺなすの方も順調に成長していて、こちらも花が咲いています。


葉っぱは少し元気がないような気もしますが…


パプリカですが、もともと苗がまだ小さいときに植え付けたのでまだ小さいですが、成長中ではあります。
写真だと分かりづらいですが、蕾もついていました。


赤パプリカの方も、成長中ではあるものの、まだまだ小さいです。


それでも花が咲き始めてました。


どちらも株がまだ小さいので、花は外したほうがいいかも?



花を咲かせる=実を成らせるよりも株自体を大きくするためにエネルギーを使ってほしいからね
そもそも菌ちゃん農法は慣行農法や有機農法みたいに堆肥や肥料を入れないので、生育にブーストをかけることは出来ません。
「ゆっくりじっくり成長することで食味や栄養価が増す」という思想の農法なので、気長に待ちましょう♪
6月に入り冷え込みも緩くなってきたし、引き続き、行灯さんのガードとともに暴風の畑で頑張って大きくなってもらいましょう♪


今年3月から4月にかけて仕込んだ菌ちゃん畝3号たちは、早くて7月から運用開始。
1号2号を仕込んだときよりも経験値レベルアップした状態で仕込んだので、良い菌ちゃん畝になる…ハズ!?



期待しちゃう〜♪
秋に植え付けるニンニクやタマネギをメインに考えているので、もしかしたら何も植え付けずに夏を過ごすかもしれませんけど。
菌ちゃんvs家庭菜園(有機農法)ナス比較実験
さて菌ちゃん農法と家庭菜園(有機農法)のナス栽培比較実験ですが。
同じ店で購入した同じ品種の苗(できるだけ大きさが同じもの)を、同じ日に植え付けました。
あらためて、両環境や管理の仕方の違いをおさらいしておきましょう。
(有機農法)



環境と管理の違いがどう影響するかワクワク♪
こちら↓が家庭菜園の方のナス。


定植1ヶ月後に生育チェックしてみました。
2Lペットボトルぐらいのサイズ感で、蕾が1つついています。


こちら↓が菌ちゃん畝のナス。
葉っぱが上ではなく(茎に対して)垂直になっているので小さく見えますが、おそらく大きさ的にはどちらも同じくらいです。
茎の太さも同じくらい。
蕾がちょうどつきはじめた感じも同じ。


とりあえず初期生育としては大きな差はない模様。
さぁ、ここからの成長スピードや環境に対する耐久力、そしてなにより、ナスの味の違いに乞うご期待♪
みなさまも楽しみに待っていてくださいねー!



まだまだ先は長いからワクワクしちゃう♪


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