[菌ちゃん農法]去年の畝どうなった?2作目の調子も報告♪【移住者がテレワークしながら起農した件#33】

こんにちは!那須に移住して5年が過ぎ、一念発起して農業チャレンジを始めたAOです☆
去年お試しで小さめの菌ちゃん畝を2畝だけ立てて、キャベツ・ハクサイ・ダイコンなどを育てました。

予想よりいい感じで良い手応えを感じたよ!
この記事では、その菌ちゃん畝の現在の様子や、今年の春に植え付けた野菜たちの経過報告をします。
結論から言ってしまうと、菌ちゃんのエサ(草などの有機物)を追加してないにも関わらず、順調に育ってますよー☆
去年(2024年)の菌ちゃん農法おさらい
去年(2024年)6月下旬に初めての菌ちゃん畝を2本立てて、9月中旬ごろに冬野菜を育てました。
虫食いはちょこちょこあったものの、食べる分には全く申し分ない立派な野菜が育って、自分でもビックリしたのでした!



菌ちゃん畝は最初はうまくいかないって聞いてたのに期待以上の成果!
育てるのが比較的ラクなダイコンだけなら分かるのですが、


難易度が高め(値段も高め)のキャベツも、


庭の家庭菜園で何度も失敗してるハクサイも!


土を耕しもせず、高く盛って雑草を入れただけなのに。
堆肥も肥料も入れてないのに。
それが「菌ちゃん農法」だからそうしてるんだが、理屈の上では理解したつもりだったのに、ぶっちゃけ「狐につままれた」みたいな感覚です😓



正直ムクナ豆栽培でもこのぐらいの手応えが欲しいんだけどね…
「菌ちゃん農法」実践してみる!【移住者がテレワークしながら起農した件#29】』で紹介しています。
詳しくは『2025年春の菌ちゃん畝1号の様子
さて、年が明けて2025年の初春、菌ちゃん畝1号たちの様子をチェックしてみました。
驚いたことに、周辺の雑草がまだ枯れてる(休眠中)時に、


菌ちゃん畝の中で育ってる雑草はこんなに茂ってました!!
元気すぎでしょ!!


いかに畝の中の環境が良いか、周辺の雑草と比べると明らか!
畝の中を掘り掘りしてみると、たくさんの菌ちゃんが目視できます。
下の写真で、白く粉を吹いたみたいになってるのが菌ちゃんです。(白っぽい雑草の芽も混在してるので紛らわしいですが)


どうやらこの畝は順調に菌ちゃんたちが定住してくれてるようです♪
2025年春の植え付け
さて今年(2025年)春、この畝で再び野菜を育ててみます。
あえて有機物(=菌ちゃんのエサ)を追加せず、どこまで野菜が育つか確認してみようと思います。
じゃないと、どのぐらいの頻度で有機物を補充していけばいいのか、感覚が掴めないので。



菌ちゃん畝は有機物を適宜追加すれば、何年もそのまま使い続けられるのが利点☆
①キャベツ(苗購入)
まずは、冷蔵庫に1個あると便利な野菜、キャベツ。
万能だし美味しいし、キャベツ大好きなので10個セットの苗を購入してきて植え付けました。


去年キャベツを育てた畝ではなく、その隣で育てています。
理由は「こちらのほうが目視できる菌ちゃんの量が多そうだったから」。


まだまだ早朝の冷え込みが厳しい那須の初春、「植え付けにはまだちょっと寒いかな?」と思いつつ、気がはやって4月下旬に植え付けちゃいました。
とはいえ、購入した苗なので、失敗は避けたい…。
ちょっと心配したのですが、幸い順調に生育中です♪


かなりキャベツらしく大きくなってきて、葉っぱの枚数も増えて、結球が始まっています♪
虫も付いておらず、キレイです!


まだ虫が少ない時期とはいえ、虫さん大好きアブラナ科のキャベツに「こんなにも虫が来ないもんか?」と驚いています!!
このままガッチリ葉っぱが巻いてほしい♪
②春ダイコン(古種)
毎年恒例で庭の家庭菜園で春ダイコンを育てていますが、今年は菌ちゃん畝でも育ててみます。
使う種は一昨年ぐらいに購入した古い種の使いまわし。



家庭菜園レベルだと1回じゃ全部の種は使い切れないよねぇ
発芽率は悪かったですが、なんとか成長中です。
本葉が増え始めたタイミングで間引いたりして、1穴1本ずつ育つように管理してます。


こちらも虫がついていません。
引き続き成長を見守ります!
③コマツナ(古種)
コマツナも、古い種が残っていたので撒いてみました。
こちらは3年ぐらい前の種だったと思うのだが、予想以上に発芽率が悪くて…。



種も生き物だから仕方ないよね
通常だったらありえないぐらいの数の種をひと穴にばらまいたのですが、発芽したのは数株。


発芽率の低さは菌ちゃん畝のせいではなく、種が古いせいだと思います。
成長が遅いのは、気温が期待ほど上がらなかったせいかなぁ〜



さすがに種や気温の事情は菌ちゃんにはどうしようもない
④ニンジン(古種)
ニンジンは、立てて日が浅い菌ちゃん畝での栽培難易度が高いらしいのですが、どうしても育ててみたくて種を撒いてみました。
保険として2種類の種を撒きました。
1つ目は開封済み&2年前の古い種。
2つ目は未開封だけど1年前の古い種。
「どっちも古いんかーい!」ってツッコんだでしょ?



私もそう思うよ
実は、種を買ったのに使ってなかった物が貯まってて😅
「捨てるぐらいなら使い切ろう」と、大げさなぐらいに種をバラマキしておきました。
すると、1つ目の種の方はチラホラ発芽しました!


2つ目の方は残念ながら1つも発芽せず、雑草しか出てきてません😓


2つ目のほうが未開封だし1年新しいから発芽するかと思ったけど。
種と環境の相性のほうが重要なのか?
あるいは気温との相性か?
まぁ原因はわかりませんが、とりあえずここは何もせず、このまま置いておくことにします。
⑤ブロッコリー(居残り)
こちらのブロッコリーは、実は去年のもの。
去年の秋にホムセンで売れ残ってた苗を植えて育てたものの、本格的な冬が到来するまでに成長しきれず「間に合わなかったかぁ」とあきらめていた子でした。
2024年、晩秋の様子↓


実はそのまま畑に放置していて、冬を越したのですが。
当然、雪に埋もれて葉っぱは全て枯れました。
なのに。
春になり、新たな葉っぱ開き始め、な、なんと!!
ブロッコリー(花蕾)が!!!


寒さ&雪でも根っこはがんばって生き残り、春になって成長再開したんです!!



植物って強いなぁ!
とはいえ「どうせ大きくはならないっしょ?」と甘く見ていたら、数日後にチェックしたら立派なブロッコリーになってた!!!


ブロッコリーさんに「バカにすんじゃねーぞ!」と言われてるような気がしました。
ありがたく頂戴するしかないっすね♪
ちなみに脇芽の方も、ブロッコリー味のアスパラ食感みたいな感じで美味しいです♪


しかもその後も脇芽をどんどん生らせ続けてくれて、
収穫しても、


収穫しても、


収穫しても!


次々と脇芽を恵んでくれました♪



畑に行く度に収穫できるから途中から写真も撮ってない
5月下旬、さすがにギブアップ。
花が咲いてしまって、茎も固くて食べられる状態ではなくなりました。


茎をチェックすると、重みで歪んでしまっているものの、極太の立派な茎でした。


もうこの子は片付けようかと思ったのですが。
手持ちの鎌では切れなかったので、次はノコギリを持っていって切り離すことにします。



根っこは畝の中に残しておきたいから引っこ抜くのはNGだよ
2025年春から稼働!畝2号
ところで、実は畝1号たち(2本まとめて1号)の隣に、ほぼ同時期に立てた菌ちゃん畝2号があったのです。
いつも写真に見切れていたのですが、気付いた人はいないだろう😓
去年秋の写真↓


実はこの畝、マルチをかけるタイミングを逸したまま冬を越してしまい、春の雑草が生え始める頃にやっとマルチングしたのですが。
畝を立てたタイミングから数えると10ヶ月ぐらいは経過していて、真冬の2〜3ヶ月分は菌ちゃんが活発に動けないから差し引いたとしても、そろそろ栽培開始してもよい頃合い。
ということで、5月上旬に苗を植え付け開始!
この畝では、庭の家庭菜園と同じ苗を植えてみたり、比較実験してみることにしました。
ということで、次の菌ちゃん記事では、その模様をご紹介しますね♪



乞うご期待☆


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