【JB64ジムニー】自分でタイヤ交換してみた[女一人でスタッドレス履ける?]
こんにちは!那須に移住して田舎暮らしをしているAOです。
田舎道&雪道の強い相棒JB64ジムニーさん、シーエルリンクの1インチアップやアピオのホイールにトーヨータイヤのオープンカントリーなど、カスタムも楽しんでいます。
12月初旬、今年もやって参りましたスタッドレスタイヤの季節が!
例年はカー用品店などで履き替えてもらっていたのですが、今年は工具も入手したので自分でタイヤ交換をしてみることにしました。
というわけで、タイヤ交換に必要な工具や手順などのご紹介をしたいと思います。
さて、女一人でジムニーの大きなタイヤ交換なんて可能なのだろうか…!?
結論、私には無理だったwww
※あくまで私個人の話です。コツを掴んだり工具を駆使したり工夫すれば可能と思います!「絶対に自分一人でやり遂げたい!」という女性は、チャレンジしてみる価値あり😊
JB64ジムニータイヤ交換に必要な道具
さて、まずはタイヤ交換に必要な道具です。
必須道具
- タイヤのホイールナット(ネジ)を外すレンチ(19mm)
- タイヤのホイールナットを固定するトルクレンチ(19mm)
- 車を持ち上げる為のジャッキ
- 交換のためのタイヤ(ホイール付き)
あるといい道具
- タイヤの空気入れ
- 砂利駐車場など足場が悪いならジャッキを安定させる敷物など
- 軍手など
道具の一部は備え付けでOK
まず、必須道具について補足。
タイヤのホイールナットを外すためのレンチやジャッキは緊急用の道具としてトランクに備え付けてあります。
トランクを開けた時の一番手前の床をペロリとはがすと、
床下に収まってます。
ジャッキはこれでもOK。
レンチとトルクレンチは買うべし
ですが、レンチは備え付けの物だとか~なり難しいと思う。
一般的な力のある男性だったとしても、ラクではないかも。
しかも最後の仕上げに必要なトルクレンチは備え付けられていないし
応急用ならこれでも仕方なく頑張るしかないかもしれないけど、「今後も自分でタイヤ交換したい!」と考えている人なら迷わずそれなりの具を買っておきましょう。
我が家のはこちら、車のチューニングなどで有名なBLITZさんのレンチ&トルクレンチ。
特にクロスレンチは赤い色がカッコイイ♪
ちなみに、クロスレンチじゃなくてもL字型のものでもOKですよ。
あるといい道具について補足
うちの駐車場は砂利で、しかも若干の傾斜があるので、ジャッキを安定させるために木の板の端材などを敷きました。
軍手は、タイヤで手が汚れるのが嫌な人は使うと良いです。
タイヤの空気入れは、空気圧の調整の為あるといいです。
スタッドレスタイヤなどシーズンオフ中に何カ月も保管しておくと、その間に空気が抜けてしまうので、必ず必要になるので。
ただし、ガソリンスタンドに行けば無料で使えますので、買うのが嫌だって人は無理する必要はないです。
ですが、安い電気空気入れが3~4千円で買えるし、自転車など他のものにも使えるので、我が家は買いました。
我が家のは数年前のものなので、色や形がちょっと違いますが、、、。
さて、道具が揃ったところで、作業開始!
JB64ジムニーのタイヤを外す!
まずは何より、タイヤを外す必要がありますね。
こちら、我が家のサマータイヤ。
トーヨータイヤのオープンカントリーR/Tです。
こちらに、盗難防止機能の付いたガンメタ色のホイールナットをつけています。
なので、盗難防止ロックを外すためのアダプターを使いながら、ナットをゆるめます。
まずは後輪1つ分の5つのナットを、最初の一番固いところだけ緩めます。
電動レンチがあると尚良し
ここで使うのが、クロスレンチ。
JB64は19mmナットなので、19mmの口をナットに合わせ、力いっぱい反時計回りに「えいっ!」
これがね、、、
私にはできなかったwww
全身でフルパワーでやってみたけど、ピクリともしなかった
私レベルの非力女がやるには、電動の工具が必要そう。
とりあえずはパートナーさん(一般的なパワーの男性)の力を借りました。
ホイールナットは最後まで外さない
この段階で、ナットを全部外さないでね。
全部、ちょっと緩めるだけです。
タイヤがグラグラになってしまうと、ジャッキアップした途端にタイヤがゴロンと落ちてケガする恐れがあるので。
あくまで、一番最初の固い所をだけを緩めて、あとは手でクルクルッと簡単に外せるよーくらいの時点で止めておいてください。
ジャッキアップはナットを緩めてから
あと、ナットを緩める時は、車はジャッキアップせずに着地した状態でやってくださいね。
リアは上げてからでもいいんだけど、フロントは空中に浮いた状態だとタイヤがくるくる回ってしまうので、ナットが緩められないんです。
これは、リアはタイヤにブレーキがかかってるけど、フロントにはかかっていないから。
ママチャリのスタンド立てると後輪だけ回る~みたいな
せっかくジャッキアップしても、「ナットはずせない…!」ってなるんで、間違えないようにリアもフロントも地面に設置させた状態で軽く緩めておくクセを付けておいた方が間違いが無いです。
ジャッキアップは所定の箇所で!
ナットを緩めたら、ジャッキアップです。
リアのジャッキアップはここ
ダイアモンド型のあれ、ジャッキ、そのてっぺんの穴の開いた箇所が↓のポッチの所に当たるように狙って置きます。
このポッチ、下から見ると丸っぽい形をしています。
これが、ジャッキの穴とフィットして、車がぐらつかないように持ち上げる事が出来るんです。
こんな感じです↓
レバーをくるくる回し、タイヤがほんのちょこっとでも空中に浮いたらOK。
上げ過ぎると大変だし危険なので、ほんとにギリギリ地面に設置してない、って程度にしておいてね。
タイヤを外した状態がこちら↓
今度はここに、履き替えたいタイヤ、今回の場合はスタッドレスタイヤを入れます。
この時、タイヤの転がる向きを確認してくださいね。
メーカーによって表記は様々ですが、よく見るとタイヤ側面のどこかに書いてあるはずです。
その向きに合わせて、ホイールの穴と車側のポッチが合うように、タイヤを持ち上げて嵌めてください。
これがね、私が出来なかった第2の関門www
タイヤ自体の重さと、ホイールの重さと…!!!
なんとか持ち上がってもコントロール不可能だった
上手な人は、地べたに座り込んで、タイヤ底面を足で挟んで持ち上げ、両手でタイヤをコントロールし、上手に嵌める事が可能らしい。
こればっかりは電動工具とかいうレベルではなく、コツと気合と根性???
でもYouTubeで女性がタイヤ交換してる動画もあるから、出来る人には出来るんだと思う。
私も来年また再挑戦してみようと思います…!!
ナットは軽く固定
タイヤを嵌められたら、ナットは手で回せる範囲で軽く固定しておいてください。
最後の最後でトルクレンチでしっかりと固定するので、この段階ではタイヤがゴロンと落ちない程度に固定するだけでOK。
で、ジャッキを下ろしましょう。
そしたら、次のタイヤに移動して、ナットを緩めて、ジャッキで上げて、の繰り返しです。
フロントのジャッキアップはここ
リアをやり終えたら、フロントへ。
別にフロントからやってもいいんだけど、リア・リア、フロント・フロントとやった方がジャッキの調整幅が少なくてラクだと思う
フロントのジャッキアップの箇所はこちらです↓
リアより狭くて見づらいので、よく探してくださいね。
JB64ジムニーの締め付けトルクは100N/m
タイヤを交換して、すべてのナットを軽く固定した状態で、ジャッキも下ろして、最後の仕上げがトルクレンチでのナットの締め付けです。
トルクレンチというのは、所定の力でナットを締めるための道具。
これを使わないと、ナットが緩すぎてタイヤが外れてしまったり、逆に強く締めすぎてナットが破損してしまったり、事故の原因になるリスクがあります。
トルクレンチのメーカーは色々ありますが、たいていはこういう仕組みになってると思います↓
銀のダイアルをくるくると回して、所定のトルクに合わせます。
JB64ジムニーの場合、100N/m。
この道具の場合、黒い柄のところに100というメモリがないので、銀のダイアルの2のメモリを黒い柄の98に合わせて、98+2=100にします。
これで、先端を19mmのソケットをつけて、ナットに合わせてグっと回すと、ある所でカチンと音がします。
これが、所定のトルクで回せたよ~という合図。
我が家のブリッツさんのトルクレンチの場合、カチンというよりクフンッという鈍い音でした。
道具によって音が違うと思うので、聞き逃さないように慎重に力をかけてくださいね。
塩カルによる錆び問題
ところで。
我が家のある那須は積雪のある地域なのです。
その為、冬場は道路に塩化カルシウム(通称塩カル)がまかれ、凍結防止してくれています。
ですがこの塩カル、すっごい錆びるんですよねー…
2年だけで、JB64ジムニーの車体裏はこんなになってました↓
こういう箇所も。
普段、車の下を覗く事ってほぼ無いので、今回タイヤ交換してみて目の当たりにしたんです。
カー用品店の人には「錆び気を付けてねー」と言われていたんだけどね
寒い地域の宿命とはいえ、気にして対策しておかないといかんな、と改めて認識した私でした。
こうやって自分の愛車の状態が自分の目で見えるというのも、自力でタイヤ交換などするメリットの1つだと思います。
皆様も是非チャレンジしてみてくださいねー!
ジムニーなどタイヤのデカイSUVでなければもっとラクだと思いますよ😊
お気軽にコメントください♪
コメント一覧 (2件)
雪にも滑りにくいタイヤに変更するんですよね。
カー用品店でやってもらう手もあるけど、
今回は自力でやったんですね。
スタッドレスタイヤなんですね。
チェーン付きの本格的なのではないですね。
タイヤ交換に必要な道具は4つですね。
レンチ、トルクレンチ、ジャッキ、交換タイヤ
随分、車のトランクに道具が
すっきりと発泡スチロールにカチンと収まってますね。
もしかして、車を買った時に
レンチやジャッキが最初からついてたんですか??
タイヤの空気入れが私の想像とは違いますね。
何か、浮き輪の空気をいれるポンプのような
物を想像していました。
何か、水鉄砲みたいな形ですね。
クロスレンチで、自力で回すのは、あおいさんには難しかったんですね。
充電式インパクトレンチ という物なら、自力で出来たかもしれないですね。
でも、高いですね。それ買うならカー用品屋に頼む方がいいですよね。
車を、道具で持ち上げる事ができるんですね。
結構、華奢に見える道具なのに
わずかに浮かす事が出来ているのは凄いです。
タイヤを持ち上げてはめる最後の工程もできかねたのですね。
でもナットの締め付けとか、やる工程はいろいろ
あるので、プロに任せる方が無難な感じもしますね…(^^;
締め方が悪いと事故に繋がるんですよね。
冬場は道路に塩化カルシウムが積雪地帯ではばらまかれているなんて
全然しりませんでした。
そのせいで、その上を走行した車まで、サビてしまうんですね。
これは悩ましい事ですね。
ウラジミール・アスポンさん、こんにちは!
タイヤ交換は、ほとんどどの人がプロにお願いする作業だと思います😅
そもそもやり方を知らない人がほとんどですし、道具を扱えない人も多いと思います。
ですが、タイヤ交換だけで数千円かかる場合もあるので、道具を買いそろえても何年かで元が取れるのです。
なので、自分で出来るようになったら嬉しいなぁと思ってチャレンジしてみました。
空気入れは色々な形がありますが、最近の電動の物は鉄砲のような形や、丸っこいものなど、電動のものは色んな形があります。
掃除機のような音をさせながら空気が入ります。
塩カルは、暖かい地域ではまかれることはないので、車が錆びる恐れもないと思います。
海沿いの地域は海による塩害があるというし、住んでいる地域によって車など道具の劣化が全然違いますよね。
これもこれで、興味深い事です!