【家庭菜園2年生】雑草を活かす土作りをしてみた!

雑草を活かす土作り
  • URLをコピーしました!

昨日の記事『長ネギが溶けて消えた』のように、相変わらず天候に悩まされて失敗の多い私の野菜作り。

天候に限らず、『春大根収穫祭』の記事で書いた通り虫の被害もすごくて、大根がイマイチの出来でした。

というわけで、なんか良い方法が無いものかと、さらに野菜作りについて勉強してみました。

そこから学んだ事で、雑草を活かした土づくりにチャレンジしてみたので、シェアしますね♪

もくじ

雑草を活かした土づくり

私の未熟さはもちろん那須の天候不順や森の中の畑という立地条件もあり、なにかと失敗も多い私の野菜作り。

そこで、改めて有機無農薬栽培についての書籍を読んでみたのです。

手に取ったのは、家庭菜園や就農者に向けて有機農業を教えている山下一穂さんの『無農薬野菜づくりの新鉄則』。

この本から学んだことは沢山あるのですが、特に印象に残ったのが「雑草」について。

従来だと、「畑に雑草を生やすなんてとんでもない!!」というような、「雑草=悪」のような考え方が主流だったのですが。

著者の山下さん曰く、雑草はその土地で生まれ育つので、その土地に適した植物
だから強い。

対して、野菜は外から人工的に持ち込まれて無理矢理育てられる植物
だから環境に負けやすい。

そこを補うため、畑に生えた雑草を畝に鋤き込んで土づくりをすると、環境に適した強い土壌となり、悪天候どころか虫にも負けない野菜が育つ

その結果、農薬が不要となるのだとか。

あお

土を通じて雑草パワーが野菜に受け継がれるって事なのでしょうかね

むしろ雑草が良い野菜作りの重要なカギとなるのではないか…っ!!

雑草を刈りつつ畝に鋤きこむ

というわけで、早速取り入れてみることに。

こちらが、春に収穫したニンニク&タマネギを育てていた畝。

長い雨と曇でも、強い雑草は茂り放題で、畝だったということすら分かりづらい状況ですね。

圃場の雑草

雑草たちは全体的に20cm前後ぐらいの高さになっています。

背の高いものは膝丈ぐらいまで伸びてる。

雑草

ススキかオヒシバのようなフサフサのついたイネ科の雑草な気がします。

メヒシバの威力

でも一番多いのはメヒシバという、こちらもイネ科の雑草。

イネ科の雑草は秋に向けて増える植物で、繁殖力が強いんですって。

天候が悪くてもお構いなしって感じですね。

これらを刈りながら畝を耕し、鋤きこむのですが、、、

イネ科の雑草は葉や茎が固い。特にメヒシバは細い竹のような茎を地に這わせながら繁殖しているのですが、

これがね、鍬で叩いても雑草が切れないんです。

雑草が切れないので、土を混ぜ返すこともできないんです!!!

結局、シャベルで体重をかけながら雑草を切って土をすくったり、地を這うメヒシバをハサミでちょきちょき切りながら耕したのですが、、、

大変すぎる。

あお

大変すぎて作業中の写真はありません

草刈り機+ナイロンコードで粉砕してから土を耕した方がラクだったかも。

微生物資材ラクトヒロックス

雑草を分解する手助けをしてくれるのが、微生物資材。

その名の通り、微生物の力を借りて雑草などの有機物を効率的に分解し、土壌改良に繋げるというもの。

今回は、ラクトヒロックスという商品を購入してみました。

¥2,750 (2024/04/16 08:43時点 | 楽天市場調べ)

粒状で臭いもないので、扱いやすいです。

ラクトヒロックス

決して安いものでは無いので、家庭菜園にはちょうどよい量で買えるというのも嬉しいポイント。

ラクトヒロックスと大地の実りを投入

なんとか耕した畝に、こちらのラクトヒロックスと、元肥として大地の実りを投入。

我が家の野菜作りでは、すっかりお馴染みの肥料です♪

これらを混ぜ合わせたら、畝を成型し、

最後にマルチを被せて、保温&風雨に流されないように対策しました。

マルチ

マルチの下は、土よりも雑草が目立つぐらいの状態です。

これで、3週間ほど寝かせます。

ニンニクの植え付け

3週間後、こちらの畝にニンニクやハクサイを植え付けたのです。

その時の様子は、カメラにSDカードを挿し忘れていたせいで、写真がありません…😭

雑草が分解された様子なども撮っていたのですが……残念過ぎる。

あお

茎の固い部分は一部残ってたけど、葉の部分はきれいに分解されていました

土壌が強くなったかどうか、答えはYESであると感じているのがコチラ↓

是非、この畝で育てた野菜の様子を↑の記事で確認してくださいね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

お気軽にコメントください♪

コメント一覧 (2件)

  • 雑草=悪のイメージですね。
    雑草を活かしての土づくりとは、これは、発想の転換ですね。
    雑草はその土地のものなので、
    言われてみれば、その土地に適していますね。

    なるほど、野菜がうまく育たないのも
    その土地に合わないのに無理矢理もちこんだせいないので、
    土地にあった雑草を土に混ぜると環境に適した土になるんですね。

    イネ科の雑草がすごく育っているんですね。
    イネ科なら有害な要素も無いので、なおよいですね。

    雑草と言えば、近所の散歩道。
    あまりに生い茂っていて通れない感じです。
    無理矢理つきったら蚊にさされました。
    夏の間は勢いよく生い茂ります。

    メヒシバというイネ科の雑草は凄いんですね。
    この雑草の強さが野菜にもあれば、
    野菜も無事育ちやすいでしょうに…。
    雑草はこちらが育てる気もないのに生い茂り繁殖力抜群ですね。
    メヒシバは中々切れないので大変でしたね…(^^;

    微生物資材のラクトヒロックスは、
    微生物で雑草を効率的に分解するんですよね。
    雑草が溶けて、土壌にそのまま雑草の成分が
    溶け込むという事でしょうか…?
    雑草が土壌に分解されて、雑草入りの理想的な土が出来ますね。
    さらに大地の実りをさらに投入しているんですね。

    • ウラジミール・アスポンさん、こんにちは。
      雑草は環境や気候に合わせて自然と茂りますが、野菜を育てるのは自然に反している行為なので、普通にやったらうまくいかなくて当然ですよね。
      雑草や虫たちは自然に適応して淘汰されているので、土地に適した子たちだけ命をつないできているので、人間にも害を及ぼすほど強いです。
      ラクトヒロックスの微生物たちは、雑草の有機物を分解して、それらが栄養となり、野菜の根から吸収されるのではないかと思います。たぶん。
      でもこれだけだと足りないかもしれないので、大地の実りを元肥として入れています。

ウラジーミル・アスポン へ返信する コメントをキャンセル

もくじ